カテゴリ:家づくり( 86 )
日本の玄関
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神奈川大学の内田青蔵先生のコラム。
建築史の先生と言うことあり、日本の住まいの良さを、少し昔の暮らし方から分かりやすく、ひも解いてくれます。

今回は「日本の玄関」
玄関が単に内と外を区切る機能的な出入口ではなく、身も心も切り替える場所として意味があるのではないかと。欧米のように扉一枚で内と外を区切るのとは、少し違うのではと、問いかけてくれます。

日本の玄関は、扉以外に段差があり、履物を脱ぎます。
内と外が空間的には繋がっていますが、明確に分けます。
床の仕上げ、造りも異なります。
広辞苑によれば、玄関は「玄妙な道に入る関門」とあり、汚れたものを取り除き、自らを高める場でもあったと。

最近の住まいの玄関はバリアフリーで段差も少なくなり、軽い場所になる傾向にあるのではと。
やはり玄関は、しっかり段差があって、内と外で身も心も切り替える場所。
玄関の意味を踏まえて、家づくりに活かしていきたいものです。

住まい方も時間とともに変化していくものですが、こういうのは、たいせつにしたいかと。(石)

(画像をクリックすると大きくなって内容を読むことができます。) 
by zzziyuu | 2011-10-31 19:34 | 家づくり | Comments(0)
山崎さん
山崎工務店の会長がお亡くなりになりました。

静岡事務所で初めての家づくりとなった「かんばらのいえ」をお願いして以来、工事をお願いした工務店のなかでいっしょに家づくりをした数は最多。
設計事務所の仕事しかせず、いつも合見積りは最安値でした。

家づくりについて、たくさんのことを教えてもらいました。
飲みにもよく連れて行ってもらいました。
(山崎さんの夕方の散歩コースにうちの事務所も入っていて、窓の明かりがついていると、よく声をかけてもらいましたね。)

なかでも、山崎さんを通していろんな人と出会うことができました。

神楽坂ではじめた家づくり展も山崎さんがきっかけ。
静岡でたくさんの建築家と出会えたのも山崎さん。
「住宅建築」など出版関係の人達とのつながりも山崎さん。
写真家の畑さんも山崎さん。
いろんな職人さんも、山崎さんを通して知り合いました。

そして、枝葉が広がるように、つながりが広がっていきます。
たいせつな財産になりました。



今でも、みんなの後ろから見守っていてくれているよう。
ほんとうにありがとうございました。(石)

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by zzziyuu | 2011-08-13 21:34 | 家づくり | Comments(2)
反ったり、透いたり、曲がったり… 
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ムクのタモ材でつくった食卓のテーブル。
テーブル板の反りを押さえるために入れていた框が反りました。

反らないように工夫しても反ってしまいます。
作った大工さんが悪いわけではないのですが…。
手直しをお願いしました。
すみません。ありがとうございました。


ムクの木を使った柱や梁、家具や建具、そして左官仕上げなど。
反ったり、透いたり、曲がったり、割れたり、欠けたり…。
集成材や合板、新建材を使えば、そんなことはなくなります。


それでも“本物”を使いたいし、勧めたい。
手直しを繰り返しながら、暮らしになじませていく、そんな感じです。(石)
by zzziyuu | 2011-05-26 23:14 | 家づくり | Comments(2)
ほどほどの明るさ、ほどほどの暖かさで…
あやのいえ」の打合せの帰り。
大船駅。
計画停電の影響で、構内や店舗の照明を暗く落としていました。
東海道線の列車内の空調も止まったまま、暖房もない状態。
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でも、ふと、「これくらいの明るさ、寒さもいいかなぁ」と。(ひと工夫は必要かもしれないけれど…。)
考えてみると、これまで明るすぎ、暖かすぎたように思います。


住宅では少し暗い感じの方が落ち着きます。
ちょっと寒い日には、一枚羽織れば良いのではないかと。

ほどほどの明るさ、ほどほどの暖かさで良いのではないかと思います。
どうでしょう。


今、誰でもできる支援の一つ「節電」ですが、
暮らしを見直す、良い機会のようにも思います。(石)
by zzziyuu | 2011-03-22 21:24 | 家づくり | Comments(0)
小さなオープンハウス(完成見学会)のお知らせ
来週末にオープンハウス(完成見学会)を予定しています。

30代のご夫妻とお子さん2人の小さな住まいです。
ブログでは、はるのいえとして、紹介しています。
リビングのほとんどがタタミ。
このタタミリビングと対面キッチンが住まいの中心、家族が集まる場所になります。
また小さな吹抜けがあり、「ひとつ屋根の下の感じ」を持ったコンパクトな住まいです。

家づくりを考えていらっしゃる方のなかには、自分たちとは少し違うかなぁと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、自由工房の設計の考え方(それぞれの建主さんにあった等身大の住まいづくり等)を知っていただく良い機会ではないかと思っています。
また、自然素材やオリジナルキッチン(3ステップシンク)、木製建具等を体感されたり、
光りや風を積極的に取り込んだパッシブデザインにも触れて頂くこともできるかと思います。

■場所:静岡市駿河区(JR安倍川駅から徒歩7~8分)
■日時:平成23年3月26日(土)13:00~17:00、27日(日)9:00~15:00

なお、予約制としていますので、自由工房にご希望の時間帯をお知らせ下さい。
調整をして、案内図といっしょに連絡を致します。
ぜひ、ご参加下さい。

連絡はこちらのアドレス(web1@ziyuu.co.jp)
もしくは054-254-9280までお願い致します。


追記:
小さなな住まいで、時間や場所も限られています。
家づくりを考えていらっしゃる方のみの、小さな見学会とさせて下さい。
by zzziyuu | 2011-03-18 12:53 | 家づくり | Comments(0)
自立循環型住宅研究会 パッシブデザイン事例見学
昨年から参加している自立循環型住宅研究会。
18日、大阪で行われた事例見学会に参加してきました。

一つはパッシブデザインを積極的に採用した新築住宅。
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もう一つは築30年を経たフツーの住宅の暮らし向上リフォーム
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座学や書籍から得られる情報と、直接話を聞き実際に感じること。
その差はとても大きい。(石)
by zzziyuu | 2011-01-20 18:46 | 家づくり | Comments(0)
パッシブデザインと3D
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だいぶ以前から、3Dモデルが検討できるようにしたいと考えてはいました。
建主さんに建物の雰囲気を知ってもらうにも、模型と同じように分かりやすいですし。
でも、なかなか…。


最近の3Dソフトは性能もすごく、計画地における一年間の日照情報を3Dモデルに取り込むことができます。
これまで経験的に決めていた庇の長さなどが、夏至や冬至の日照を確認しながら検討できます。
都市部では、近隣建物との関係も検討していくことができます。
パッシブデザインを定量的に考えていく際、不可欠なツールかと。



写真は「ひびきせいたはうす」をモデル化して検討しているところ。(石)
by zzziyuu | 2011-01-13 15:12 | 家づくり | Comments(0)
完成写真を紹介します。
完成写真を2つ、HPに掲載しました。
こちらからご覧頂けます。>>>

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by zzziyuu | 2010-12-13 14:32 | 家づくり | Comments(0)
パッシブデザイン
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近年住まいの温熱環境に関する講習会等にでています。
古い建物の改修に係わるなかで教えられた心地よさの仕組みと、最新の温熱環境技術。
うまく家づくりに、活かしていければと…。

「パッシブデザイン」

たぶんここなんだろうなって、思っています。(石)
by zzziyuu | 2010-11-24 22:18 | 家づくり | Comments(0)
素案づくり
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最近、お問い合わせも多く、素案づくりが続いています。

建主さんとお会いして、
建主さんの家づくりに対するお話しを伺って、
自由工房の家づくりの考え方やや進め方などをお話しして、
敷地を訪ねてみて、
お互いにいい雰囲気というか、なにか信頼関係のような感じができてきたら、素案づくりがはじまります。


素案の具体的な内容は、家づくりの基本となる考え方が分かる資料。
写真のような、間取り図や模型、概算書と家づくりのスケジュールなどになります。(石)
by zzziyuu | 2010-11-11 12:34 | 家づくり | Comments(0)