蒲原の旧五十嵐邸で「自分でできる障子貼り」講座。
自由工房の設計では、障子を多用しています。 和室はもちろん、リビングやダイニング、玄関や寝室などでも。 部屋の間仕切以外にも、オリジナルの木製硝子戸と併用したり、アルミサッシと併用したり、カーテンやブラインドの変わりに利用しています。 光は柔らかくなりますし、断熱効果もカーテンやブラインド以上に期待できます。 カーテンやブラインドは5年、10年すると劣化もしますし、飽きもきます。 障子は、貼替えながらずっと使い続けていけるから、不思議です。 旧五十嵐邸の障子は100年、貼替えながら使い続けています。 また、貼替えも毎年貼替えることもなく、旧五十嵐邸では10年ぶりの貼替え。 さて、ここからは「貼替え」講座 まず、道具。 ・のり刷毛(少しコシがある方がいいです) ・バット(のりを伸ばすのに使います) ・カッター ・カッター定規 ・和紙(今回はやぶれにくいワーロンタフトップを使用) 作業① ・のり刷毛で障子を濡らしていきます。 ・しばらくすると、のりがとけて和紙をはがすことができます 作業② ・濡れた組子を雑巾で拭きとり、乾かします。 (組子が濡れたままのり付けをすると、定着しにくくなるので要注意!) 作業③ ・のりを水で少しずつ薄めていきます(ダマにならないように丁寧に)。 ・刷毛から少し落ちる程度のとろみです。 作業④ ・組子に刷毛でのりを付けていきます。 ・叩くように組子にのりを置いていく感じ。 ・中の組子をのり付けしてから、縁廻りにのり付けしていきます。 作業⑤ ・和紙を貼ります。 ・上から下へ転がしていきます。 ・外へ押し出すように組子に貼り付けていきます。 ・周囲は爪で押さえながら、カットラインをしるしていきます。 作業⑥ ・カッターで和紙を切っていきます。 作業⑦ ・乾いてから、霧吹きで湿らせます(状況によってはしなくてもよいとのこと)。 ・枠にはめ込みます。
by zzziyuu
| 2018-09-29 15:38
| 家づくり
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