新潟・長野で大きな地震があり、倒壊した建物の多くは“古い木造”のようです。
「木造の建物は地震に弱い」と、また誤解されそうです。 古い建物を調査していると、雨漏りやシロアリなどが原因で木部が腐っていることがあります。 また、開放的な間取りで、地震の力に耐える壁が不足している場合もあります。 このような部分を適切に対処していけば、倒壊には至りません。 週末の台風に続き、大地震。 いつ、どこにでも起こる場所に暮らしていることを理解し、 しばしば災厄をもたらす自然に畏怖の念を持ち、 備えを整えていくしかないのではないかと思います。 被災地の方々の一日も早い復旧を、心より願います。 (石) 追伸: 古い木造の建物が、みんなこんなに傷んでいる訳ではありません。 紹介した写真は明治2年に建てられたお宅です。138歳。 昭和40年代に水害にあっており、それが原因で床下に腐朽がみられました。 大引、根太の大半、土台の1/3、水回りの柱を数本、梁を2本程、取り替えました。 伝統工法の古民家だから、この程度ですんだのではないかと思っています。
by zzziyuu
| 2007-07-17 22:09
| 古民家再生・リフォーム
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by zzziyuu
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