カテゴリ:家づくり( 100 )
家事の負担を減らす三種の神器 … 強い味方は「乾太くん」?
「昭和の三種の神器」って聞いたことがありますか。
1950年代後半、あこがれ家電どして「白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫」がそう呼ばれたそうです。
1960年代半ばには、「カラーテレビ・クーラー・自家用車(カー)」で「3C」とも呼ばれたそう。
平成になると、「デジタルカメラ・DVDレコーダー・薄型テレビ」が注目されます。

最近は「お掃除ロボット・食器洗い機・全自動洗濯乾燥機」だとか。
いずれも家事の負担を減らす家電のようです。
私達が設計している住まいでも、お掃除ロボット用のコンセントや格納場所を設けたり、食器洗い機の設置を希望されるご家族も多くなりました。

最近、良い評判を聞くのが、ガス衣類乾燥機「乾太くん」。
乾燥機付の洗濯機は、熱源が電気なのでどうしても生乾きになりやすく、「干す」という作業が必要で、電気代もバカにならない。
「乾太くん」は、完全に乾くので「干す」という作業がなくなり、ランニングコストも40円~60円/回と毎日使っても1200円~1800円/月。
また、家族の部屋着や下着類用の収納を脱衣室に設ける事を提案していますので、洗濯→乾燥→収納が脱衣室内で完結して、家事の負担をだいぶ減らすことができます。
花粉やお天気にも左右されませんし…。

e0102445_1449541.jpg

設計では、毎日の家事動線をコンパクトにしたり、収納位置を考えたりしながら、家事のストレスをできる限りなくすように心がけています。
そういう設計と組み合わせる事で、子育て世帯や共働き世帯、お年寄り世帯など、「乾太くん」は家事の負担を減らす強い味方になるかもしれません。
追記:
「幹太くん」をインターネットで検索してみて下さい。
否定的な書き込みがほとんどみられないのも、安心感につながります。
by zzziyuu | 2018-09-15 14:49 | 家づくり
親子の絆深めるリビング学習
昨日の日経夕刊に、上記のタイトルの記事が掲載されていました。
e0102445_11533827.jpg
※画像はクリックすると大きくなり、記事も読めます

自由工房でも「家族のワークスペース」と称して、よく提案しています。
特に、小さなお子さんがいらっしゃる、子育て世代の家族にはお薦め。
子供の学習スペースであったり、お父さんお母さんの趣味や書斎コーナーとすることも。

家族の気配が伝わる場所で、近すぎず、遠すぎず…。
そして、多少散らかったままでも気にならないよう、少し、目隠しをします。
そんな場所を、家族のみなさんと一緒に探します。

e0102445_1142580.jpg

現在、工事が進んでいる住まいも、小さなお子さんが3人。
元気で賑やか。一緒にいると、こちらも元気で嬉しくなります。
計画当初は、リビングの一角に低い壁で囲まれた場所を計画していました。
最終的には、キッチン(お母さん)の近く、2階の様子も分かる吹抜けのような階段近くになりました。
写真は、工事現場で家具や机の位置をテープでマーク、
模造紙に描いたキッチンシンクの姿図を置きながら、家事動線をチェックしながら、
ワークスペースの位置や広さをご夫妻と一緒に確認している様子です。
by zzziyuu | 2018-08-29 11:43 | 家づくり
自然素材を体感できます
秋野不矩美術館で、開館20周年特別展「藤森照信展」が開催されています。

e0102445_1355448.jpg

藤森さんは東京大学の名誉教授ですが、大学の先生らしくない建築家。
ムクの木や漆喰、土、石といった自然素材を、とても個性的に扱いながら建築を設計されます。
秋野不矩美術館も藤森さんの設計。
オフコースの小田和正さんとは、東北大学で建築学科の同級生だったとか(同い年にはみえない…余談)。

自由工房でも「自然素材いいですよ~!」っていいながらお薦めしています。
ただ、気軽に体感できるところがなくて…。

e0102445_13565274.jpge0102445_1358124.jpg

e0102445_13585424.jpge0102445_13593352.jpg

一度、訪ねて見てください。
ここでは、美術館なのに靴を脱ぎます。
床に座って鑑賞もできます。
自然素材を感じながら、秋野さんの絵が鑑賞できます。
20年の経年変化も感じられます。
漆喰や木のキズや汚れもいい感じです。

e0102445_146887.jpge0102445_14737.jpg
e0102445_1474633.jpge0102445_14822.jpg

美術館があるのは旧天竜市。
僕が訪ねた時は、お盆の頃。
川遊び、夏祭り、セミにの声… まさに夏休み。
のどかで心地よかったです。
by zzziyuu | 2018-08-20 17:53 | 家づくり
ここでも体感できます。
ねむの木こども美術館どんぐり
こちらも藤森さんの設計。
ここでも自然素材を体感できます。

e0102445_14211191.jpg
ねむの木の子どもたちの絵は、とてもすてきです。
優しく、暖かい。

e0102445_14215897.jpge0102445_14223988.jpg
by zzziyuu | 2018-08-20 16:13 | 家づくり
庭木の剪定や移植は夏以外に
庭木の剪定や移植は、秋から冬に掛けてがおすすめ。
人間の都合で秋以外の時期にならざるを得ないことも多々。

今回の移植は、夏(しかも危険な暑さ)、そして老木。
常時の散水を行いながら、移植したサルスベリとゴヨウマツは頑張ってくれています。

e0102445_11164031.jpg


by zzziyuu | 2018-08-17 10:57 | 家づくり
エアコンのつけっぱなし検証
相変わらず、記録的な暑い日が続きます。
エアコンメーカーのダイキンHPに「エアコンつけっぱなし検証!」を見つけました。
数年前から自由工房で設計した住まいでは、エアコンのほぼほぼ「つけっぱなし」をおすすめしています。
初めはみなさん、「電気代がすごいことになるのでは」と不安に思われるようです。

e0102445_15111691.jpge0102445_1512044.jpg

上記のHPサイトでは
夏:エアコン設定26℃ 9:00~13:00 大阪 2016年 8月 
冬:エアコン設定24℃ 23:00~23:00 京都2017年12月 
いずれも築10年を超えた鉄筋コンクリートマンションで部屋の広さは14帖。
エアコンを一日「つけっぱなし」にした場合と「こまめに入り切り」を行なった場合における、電気代比較のレポートがまとめられています。
結果は、いずれも「こまめに入り切り」の方が、電気代がお得でした。
(使い方によっては、「つけっぱなし」がお得な時間帯もあります。)
ただ、その電気代の差は30円/日程度。
1カ月「つけっぱなし」にしても900円程度の差です。

しっかりとした断熱性能を持った住まいで、夏のエアコン設定28℃、冬のエアコン設定20℃程度にすれば、住まいまるごと(全館冷暖房)しても、電気代の差はさほど大きくないことが予測されます。
帰宅時に部屋がそこそこ涼しい(冬は暖かい)快適性、さらには床壁天井と室内空気の温度差による輻射熱差による不快感を取り除く効果も考えれば、しっかりとした断熱性能を持った住まいにおける「エアコンつけっぱなし」は、暮らし方にもよりますが、決して悪い選択ではないかなぁと思います。
by zzziyuu | 2018-08-06 14:48 | 家づくり
既存樹木を移設しました
住まいを建替えます。
大規模リフォームも検討したのですが、かなりの費用がかかる割に間取りや耐震性、温熱環境が改善されない。
暮らし方や思い出を引き継ぐ形の、建替え工事が始まります。
亡くなったお父さんが植えた、玄関脇にあったマツとサルスベリを移植しました。
今度は、母の部屋と居間から眺めるられるように移植しました。


e0102445_16164844.jpg
e0102445_16281531.jpg

残すこと。住み継ぐこと。
家族の幸せにとって、必要な何かがあるのではないかなぁと思ています。
世の中の大勢の人にとっても、必要なことであるように思います。
無理をして残すことはなく、残す方法は、いろいろです。

壊すのは簡単。
そして、あっという間に忘れてしまいます。
by zzziyuu | 2018-07-25 15:51 | 家づくり
大阪府北部地震
6月18日朝に大阪で起きた地震。
数年前にリフォーム工事を行なった「たかつきのいえ」に被害がありました。
18日の夕刊で「震源は高槻有馬断層」の記事をみてびっくり。
震源の真上に載ってる…。
連絡を取り無事を知り、今日、改めて伺ってきました。

揺れは大きく、怖かったけれど、室内は冷蔵庫の扉が開いて中の食材が散乱した程度とのこと。
耐震改修を行っていたことと、耐震ラッチを付けた作り付けの家具を多く作っていたことが幸いしました。
ただ、リフォーム工事で手を付けられなかった瓦屋根の棟、及び石塀の一部が飛んでしまいました。

e0102445_12261685.jpg
e0102445_12264181.jpg

住まい手の家族、工務店と一緒に補修工事の内容や方法を打合せをし、工事の依頼をしてきました。
by zzziyuu | 2018-06-28 18:49 | 家づくり
自立循環型住宅への設計ガイドライン
「自立循環型住宅への設計ガイドライン」の改修版が新たに出ました。
改修、リフォームに対応できるガイドラインです。
設計に採りいれたい手法等をまとめた500ページにおよぶテキストは、講習会に参加しないと入手できないため、東京へ。

e0102445_1774493.jpge0102445_1781469.jpg


自立循環型住宅への設計ガイドライン
国土技術政策総合研究所と建築研究所によって、20年近くにわたり研究されてきたもの。
できる限り自然エネルギーを活用して、心地よく、かつ効率よい住まいを設計しながら、エネルギー消費量を2010年頃の住宅に比べ半減させることができる手法をまとめたものです。
自由工房のパッシブデザインのベースになっています。

新築については、平成27年に関東や静岡などの温暖地に建つ木造戸建て住宅を対象に、10年ぶりに大幅に改訂されたガイドライン「温暖地版」が既にでています。
これまでは、「旧既存住宅版」や「温暖地版」を改修に応用させるようにしていましたが、より利用しやすくなりました。
by zzziyuu | 2018-03-20 16:30 | 家づくり
家相
おすすめ本の紹介。
家相。
何となく気になるけれど、あまり深入りはしたくない…。
日々設計に係る自分も同じです。
「この家相だと家族によくないことが起こる」などと言われると、人を不安にさせて何がおもしろいんだろう、なんて思ってしまいます。

「病は気から」ではないですが、「顔色悪いね」なんて言われるとだんだん気分が落ちていくのと同じ。
「…よくないことが起こる」と言われれて、ずっと気にしていれば、よくないことが起こる方向を向いて生きているのと同じ。
よくないこと引寄せているようなものではないかと。

これまでの設計では、鬼門、裏鬼門にトイレや浴室、おかって等の水回り、玄関等の出入り口を配さないよう配慮していました。
家相の専門家に「トイレの位置を変えて」と言われれば従うようにしていました。
住まい手の、この手の不安は一切生じさせないように。


e0102445_14531485.jpg

ただ、これからはあまり、家相に振り回されることはなくなりそう。
この本のすてきなところは、「どんな間取りでも吉相にできる!」とあるところ。
どんな建物、間取りであっても、家相はあとから自在に対策できるものでした。

おすすめです。
by zzziyuu | 2018-03-02 14:28 | 家づくり